(見よ!30Tと比べてもこの外周のデカさ!)
抑(そもそ)も、僕が34Tなんて購入したのはCAAD8の鉄下駄かノーパンク時代。
未だロードバイクの使い所やコンセプトが迷走して居る頃で、
「どんな坂でも楽して登りたい!」
「でも鍛えるのはイヤ!」
と云う我儘な要望から、自転車屋さんが渋々顔で、ロングアームの(確か)アルテディレイラーに替えて、マウンテン等に使われるらしい34Tのスプロケを裏技的に9速soraにぶち込んでくれたのでした。
其の後、シャマルを11-32T・9速soraでCAADに履かせたら僕の背中にセラミックベアリングの羽根が生えて、ロードが正常進化したのは前述の記事の通りです。
が、まさかこのシャマルに34Tを装着する日が来ようとは⋯⋯。
最近、CAADが手元に出戻って来るかも知れない、と云う話しがあり、
(じゃあ、鉄下駄9速を履いて通勤仕様にしよう。)
とか
(職場の仮・新入部員への貸し出し用にする時には、シャマルを履かせて、ウィメンズパワーサドルも付けて、最高の乗り心地にしてやろう。)
とか、色々妄想が捗る訳なのですが、そうすると、
(あー、以前コンセプトが迷走して居た時代に34Tなんて付けてたけど、一応、一端(いっぱし)のヒルクラが出来るようになった今、あの34Tをシャマルで運用してみたらどうなるのかなぁ⋯⋯)
なんて事を考える訳です。
で、
「あの34Tのスプロケは何処に行ってしまったかなぁ⋯⋯」
等と職場で自転車部長さんや主任さんと話して居たら、その職場のTREK主任さんが、
「あー、アレ、まだありますよ。」
と引き出しを開けて、徐(おもむろ)に出てきたのが懐かしの34T‼︎
そうだ。すっかり忘れて居たけれど、確か結構なお金を払って頂いて、ノーパンクタイヤ毎(ごと)、シャマルを付けた後に余った僕のCAADのホイールを、主任の奥さんロード用か何かに買って頂いたのでした。ただ、34Tなんて特殊なスプロケは普通の人は使い所が無く、外して引き出しに保管して下さって居たのだ。
先日のWiFi親機に引き続き、何と此れも譲って頂いたので、早速シャマルに付けて、ビアンキに装着してみる。
34Tシャマル装着の9速Bianchi nirone、爆誕‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
34Tを履いた私であれば、斜度30%程度の激坂など「この野郎」とばかりに立ち所に制圧し登りきってしまうだろう。官憲には「コソ泥です」とでも一言言って突き出してしまえば良い。後は部屋に帰ってバランタインの30年でも一杯飲んで綺麗さっぱり激坂の事など忘れてしまうのだ。(このネタ分かる人居るのだろうか?誰か僕の他にも「柘植ラー」は居ないかな?)
大体、コンタドール(誰なのか詳しくは知らないけど)だって超級のヒルクライムで32T使って居るって言うんだから、僕が、実質アルプデュエズの八方ヶ原を登るのに34Tを使っても何の問題も無いよね?
僕がこの34Tを導入した数年前は色々馬鹿にされたり、嫌な顔をする自転車屋さんが居たりと云う感じでしたけど、今はアルテグラの純正スプロケで11-34Tなんてあるんですね。
時代が僕に追い付いて来た。笑
あ〜、台風とかどうでも良いから、バロック・ソニックと云い、シャマル・ニローネ・34Tと云い、早くヒルクラ行きたいわ。
ん?一寸待ってよ?バロックギアと34Tシャマルを組み合わせてヒルクライムしたら超絶楽ちんヒルクラ仕様になるんじゃ⋯⋯?
9速スプロケって、取り敢えずシャマルのスプロケ根元側のスペーサーは外して、軽い側の5〜6枚繋がってる塊のスプロケはそのままに、小さいギア側を11速のバラの枚数とそっくりチェンジすれば11速34Tになるんじゃ無いかな?
今度試しにやってみよう。そしてバレットかシャマルを11-34Tに魔改造してトランソニックに付けてみよう。
そしたら、
じゃないか!
色々と妄想が止まらないわ⋯⋯。