パーツの新装完了後、何回調整してもイマイチ調子悪かったtransonic。
例によって、何時も一遍にパーツを変えるので、スーレコが悪いのか、アルテグラのリアディレイラー(RD-8000)が悪いのか、それともKMCのカラーチェーンが悪いのか、何が原因か良く分かりませんでした。
兎に角、何回調整して貰っても、なんか何処かが色々と調子悪かったのです。
・走っていると、フロントディレイラーとチェーンが擦れて居るのか、常にカラカラ音鳴りがしてる。
・ワイヤーを調整してフロントの音鳴りを調整して貰っても、リアかどっかからカラカラ常にチェーン音がする。
・それらのテンションに引っ張られてか、偶に、シフターに全く触れても居ないのにフロントのトリムが勝手に戻って余計にチェーンがチャラつく。
換装前の旧アルテグラリアディレイラー(RD-6800)とコーラスの組み合わせでは全くこんな事は無かったのです。完全に今回のパーツ換装の何れかが原因です。
で、一方。
今回フルエアロモードになったtransonicですが、Bianchi nirone(フルsora組み)にそのtransonicからのお下がりパーツを装着してコーラス×旧アルテのシマニョーロにして11s化したら頗る調子が良い!
今まで2nd機扱いでしたが、ツートップ体制と言える位にnironeも中々良い感じにversion upして来ました✨✨✨
そこで、
(Bianchiにもワンポイントでエアロ入れたら矢っ張り良い感じになるんじゃね?)
と再度思い直し、transonicに履いているディープリムであるバレットウルトラとBianchi nironeに履いているシャマルウルトラを交換してみる事にしました。
元々、今回の換装の発端は
(Bianchiにワンポイントで安めのエアロカーボンハンドルでも入れたらカッコ良いんじゃね?)
的なところから始まって居たのを、
(どうせエアロパーツなら、エアロバイクのトランソニックに⋯⋯)
と心変わりしてtransonicに付けちゃったところから始まって居ますので
「nironeにもエアロ成分を」
と云うコンセプトは当初の方向性からは強ち間違っても居ないのです。元々transonicはエアロフレーム&ディープリムなところへエアロハンドルも付けてゴリゴリのフルエアロになって居ましたので、エアロの分散化、エアロのお裾分けです。
バンクリーグでディープリムを履いているプロ選手のバイク(カーボネックス)を見掛けて、以前から漠然と思っていた
(細フレームにディープリムのワンポイントって実はメチャクチャ格好良くなるんじゃないか?)
と想像していた事が確信に変わった事も大きな契機になったかも知れません。
戴き物のbulletですが、前のオーナーさんもBianchiオーナーさんでしたので、bulletも久々にBianchiと再びコンビを組まされてさぞかし喜んで居る事でしょう。
で、ホイール交換した翌日、
「やれやれ仕方ない、ショップに何度目かの調整をお願いしにtransonicで出動するか」
と家を出て走り始めたのですが、なんと!今まで常にしていた音鳴りが全くしない!
シフトチェンジも凄く快調!
そのまま家に引き返しました。
ーー〈不調の理由〉ーーーーーーーーーー
原因としては、恐らくですが新アルテR8000のディレイラーと、リアスプロケ34Tの相性ですね。
(下)新アルテのロングディレイラー
う〜ん...長さ的にはどちらも約12cmで変わりは余り無い様子⋯⋯(形状は旧アルテの直線に対して新型はカーブしてます)。新型はプーリーのアームが短くて34Tに届いて居ないんじゃ無いか?、と考えたのですが、どうやら間違いだったようです⋯⋯。
ではディレイラーハンガーからの出っ張りの距離はどうだろう。
旧アルテは5cmなのに対して
新型は3cm!結構違いますね。
フロントディレイラーの幅は⋯⋯
soraが長方形で四角い2cmなのに対して
旧アルテフロントディレイラーは先が窄まっている逆台形で1.5cm。狭い。
けど、フロントディレイラーは替えて無いし、このFDで旧RDと34Tを上手く回せて居たからなぁ⋯⋯。
こんな感じで新旧でまあまあ機構が違う感じです。多分旧RDで引っ張る事が出来ていた34Tですが、新アルテの折り畳まれているアームだと左右の動き、若しくは許容のスプロケ半径に違いがあったのでは無いかと思います。
公式の対応条件がどうなっているかは分かりませんが、シャマルに付いて居る32T迄が偶々無理の無い範囲ギリギリで、34Tでは接触して鳴っていた音鳴りが改善されたのではないかなと考えました(当たっているかどうかは保証出来ませんが、同じ様な方いらっしゃったら参考にしてみて下さい)。