僕は自分で言うのもなんですが、今まで交換時に一度もラテックスをパンクさせた事のないラテックス職人です。なんなら自転車のプロショップでラテックスに交換した帰り道にパンクしてしまったのを自分で交換し直した事すらあります。
ラテックスチューブのネットのレビュー欄には交換時にパンクさせてしまった犠牲者の皆さんの低評価☆★★★★が並んで居ますが、そんな事はありません。SOYOラテックスチューブはとても良いチューブです⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
ただ、朝RIDE前に100psi入れた空気が夕方帰宅時には60psiになって居るというだけです 笑。
この地獄のチューブ、空気の抜けが地獄の替わりに、その乗り心地は天使の翅か、はたまた天空の雲上かと云う究極に諸刃の剣なチューブです。
軽いだけならマキシスのフライウェイト(以前入れてました)やウレタン製のチューボリット(2nd機nironeのシャマルに今入れてます)なんかもあるのですが、ラテックスのポミュポミュ感と云うか、バユンバユン感は唯一無二です。まるで路面のアスファルトがFcupのマシュマロになったかの様です。
交換のコツはですね⋯⋯
交換時に赤ちゃんパウダーを惜しみなく使ってシャカシャカポテトすることと、最終空気を装填する前にビードの左右を1〜2周モミモミしてビードがラテックスを噛んで居ないか必ずしっかりしつこく確認することですね。
今、僕のメイン機は大改装を計画しているのですが(それについては近日中にupします)、そのメイン機のホイールにはバレットウルトラ(cult)が付いています。
この、とある方から頂いた僕の宝物バレットウルトラにはアスピーデプロの23cタイヤとブチルチューブが付いて居るのですが、僕はブチルよりもラテックス(それもSOYOのラテックス限定)が好みなので今回トランソニックの大改修に併せて付け替えてみました。
で、アスピーデプロ23cを外す時に思ったのですが、これ相当固いですね!
外しでこれだけ固いのは初めてかも⋯⋯
僕は大体コンチのGPかビットリアCORSAの25cや28cしか使わないのでこんな固さは初体験でした。
今回は50ミリディープリムに55ミリ長バルブしか無いラテックスチューブを入れています(ていうかそれしか長さのラインナップが無いから仕方ないのですが)。
幸い、SOYOラテックスはバルブコアがセパレートタイプ。中継ぎ式のバルブエクステンダーを使用出来ます。
⋯⋯済みません。画像を撮ってラテックスの取り付け手順やエクステンダーの取り付け方法などを詳しく説明したかったのですが、ラテックスとエクステンダーバルブに意識と呼吸を全集中したかった為、特に画像無しです(色々お知りになりたい方はコメントでも頂ければご説明しますね)。
タイヤのビード上げの際、前述のアスピーデプロ23cが固過ぎてラテックスに良くないと即座に判断したラテックス職人の僕は、埃を盛大に被って部屋に転がっていたいつの物か分からないグランプリ4000とグラベルキングを拾って来てバレットに付けてみました(タイヤは傷んで居ません。大体いつもタイヤの寿命よりも飽きが先に来て新発売のタイヤとかを試しちゃうのですよね)。
前がGP4000の23cで後ろがグラベルキング25cです。
アンバランスですが、まあGP4000の23cは実質25cなので気にしません。
TNIの中継ぎエクステンダーが付いています。
どうせ空気抜けするのであれば、バルブもエクステンダーバルブにしたところでなんの問題も無い。
エクステンダーの長さは40mmですね。
因みにラテックスチューブの適応タイヤは公称23-25cなのでお気を付け下さい(28cも物理的には出来ない事は無いと思いますが、何かあったら困りますので自己責任・非推奨です)。
今週末はこれに乗って山奥に行ってみようかな。