以前、GTのMTBを買うかもしれない女子として偶にこのblogでもチラホラ話題に挙げていた職場女子さん。その後自転車熱はすっかり醒めてしまった模様です。全くMTB買いたい系女子では無くなっていて残念に思っていたところ⋯⋯
なんと最近遅れ馳せながら弱ペダにハマり、チェレステのBianchiが欲しい。そしてクライマーになりたい!もてぎエンデューロにも行きたい!渋峠行きたい!等と云う話しになりました。
これは職場の自転車部を上げて全面的にバックアップせねばなりますまい。
当初、予算的にもnironeのオールロードが欲しいとのお話しでした。確かに、通常のnironeよりちょいグラベル寄りでタイヤも太いですが、多分最初はポタリングメインでしょうし、もし山に行く事になった時もエントリーモデルながらしっかりとSHIMANOの油圧ディスクが付いて居るのは下りで凄くアドバンテージになるだろう、と。
タイヤも太くて変にハンドル取られ難いしパンクもしづらいし乗り心地もアルミを補完して悪く無いチョイス。
ところがこのご時世です。オールロードは何処のお店も店頭在庫は殆ど無くて発注品で、しかもVirusの所為で今発注しても納車は早くて来年の夏か下手したら秋以降だとか⋯⋯。
(なんじゃそりゃ?)
と思いますが、実は今は何処の自転車屋さんのどのメーカーでもこんな感じらしいです。
止む無く視野をオールロードでは無い通常のnirone7や県外のお店の店頭在庫にも拡げて考えます。
でもまあ先ずは取り敢えず近場の店に行って実際に色々実車に跨ってみようじゃないか、話しはそれからだ、と。
それでも良いのが無ければ、明日朝イチで、隣県のBianchiショップに小さめサイズのnirone7が在庫があるとの事だからそちらに遠征して行ってみましょう、と云う計画でした。
で、仕事終わりに近場のBianchi在庫が豊富なロードバイク店にみんなで行ってフレンチの坂井シェフ似の店長さんに相談してみます。
〈参加者〉
・CARRERA部長
・schwarz dogma電デュラさん
・チェレステ女史さん
・僕
・そして何故か隣の職場のCAAD13くんも駆け付けます(笑)
CAAD13くんは常連おじさんしか座れない筈のカウンター席に座って柔道部みたいな強面店員さんと新しいパーツの話しやら何やら自転車談義をして話し込んで居ます⋯⋯。
買って2〜3ヶ月目にして何という常連オーラ⋯⋯(笑)。
早速少し大きめフレームのnironeオールロードに跨がってみる⋯⋯
そしたら、sizeが少し大き過ぎて全く合わないと思われた店頭在庫ラス1の貴重な実車のオールロード(50サイズ?)が意外と乗れなくは無いサイズかも知れないと判明!
(う〜ん⋯⋯でも矢っ張り手が少し遠い?)
念の為もう2サイズ位小さめのBianchi sprintが隣にあるからこれにも跨ってみる?との事で乗ってみる。
(当然かもだけど)良い!💘
こっちのがジャストサイズ!しかも遥かにロードとしてこちらのが格好良い!ロード自体もそうですし、ロードに乗って居る姿も美しい。
そりゃそうか。片やエントリーアルミ(しかも太パイプ太タイヤのグラベル寄り)モデルでサイズ違いの大きめフレームと、もう一方はミドルハイエンドクラスのフルカーボンのエアロモデル。サイズもぴったりでタイヤも25c。
そしてこの価格差がたったの2万‼︎
これは正直、その場のみんな
( 間違い無いからsprint行っとけ‼︎行っとけ‼︎)
と内心思って居ましたよ。
けれどもBianchi女史さんはやっぱり油圧ディスクじゃなくなってしまう事への不安が大きいようで迷って居ます( このsprintはリムブレーキバージョン)。
しかもsprintはコンポ105ミックス組みらしいのですが1番最重要なブレーキだけ(何故か)一応SHIMANO製とは云えノーグレードの低クラス品⋯⋯
ここでschwarzさん、何と
「自分の2nd機のCAAD12に付いて居る105ブレーキを マルっとsprintのノーグレードSHIMANOと交換しても良い」
と言ってくれます。何というッ❗️漢気ぃッッ❗️
そんな漢気見せられたら、僕だって予備に持って居るBBBウルトラストップの新品ブレーキシューを放出せざるを得ないじゃん。
それと以前、エースgusto氏から僕に丁度良い(90mmだか110mmだったか忘れましたが)長さのステムを頂いて、僕には短かった完成車nironeから外した女子用の短いステムが家に余って居ました。これもsprintに付ける為に寄付して、 sprint完成車に付いていた男子用長めステムと交換します(捨てずに取っといて良かった)。図らずも同じBianchi純正なので、レパルトコルサのロゴやデザインは寸分違わず全く同じです。
もしポジションに慣れて、
「やっぱステム伸ばしたい」
となった時用に大事に取っておきましょう。
(短めステム)
(長めステム)
こうして、オールロードに跨りに行っただけのつもりが、電撃的にフルカーボンエアロロード乗りの
「チェレステ sprint女史」
が爆誕したのでした。
納車と初rideが楽しみ過ぎる❗️
※この翌日、ステムを届けに自転車屋さんに行ったら、更に隣りにあったオルトレXR3(約40万)が売れてたんですよね。この時にもしsprintを即決して居なかったら、 その人にsprint買われて居たかも知れない⋯⋯。
これはもうこのsprintに出逢う運命だったのですよ。