最近、腕時計タイプの活動量計が流行って居るみたいですけれども、実際どうなの?腕で心拍測れるなら不快な胸バンド辞めたいんだけど⋯⋯
と、云う訳で、本日の加波山縦走に併せて、新たに投入した心拍計の比較をしてみた。
左手首にVIVO MOVE HR、胸にガーミン乳バンド(因みに「HR」は「ハートレート」の事ね)。
VIVOはガーミン820Jに、胸部バンドはPioneerにそれぞれ同期。
出発前の安静心拍は腕72、胸76で略差は無し。
次に、走行中で画像は無いのですが、走り始めのウォームアップで軽くアタック。胸は直ぐに130台に上昇するが、腕は70台のまま⋯⋯。
1〜2分位すると、腕も同じ130台に追い付いて安定。噂通りタイムラグがあるようだ。
ヒルクラ頂上ではどちらも160台。一度追い付くと、最高値は追い抜かす訳では無く、結構正確な様だ。
休憩数分後。胸の心拍は131に下降して居るが、腕は高値の150の儘。
〈 結論 〉
成る程、測定値は腕時計タイプでもほぼ正確な数値なのだが、心拍数の変化を直近の心電で直接測るのと、末端の手首、尚且つ赤外線による血流濃度で間接的に測るのとでは、部位的にも原理的にも、どうしてもタイムラグがあるようだ。
そして、腕時計タイプは時々(4時間のRIDEで3回程)謎の同期抜けがあるみたい。これも噂通りですね。まあ、再ペアリングで直ぐに復帰するのだけれども、ヒルクラ(特に大会やタイムアタック)中に一々抜けてたらそんな設定、立ち止まってなんかやってられないからストレスかもね。
こうしてみると、ポタリングやゆる練なら腕時計で充分だと思いますが、ヒルクラ大会本番だとか、エンデューロ本番なんかでは、登り途中でペアリング抜けで心拍表示消えたとか、アタックから数分誤差が出る心拍だとか、当然やってられないだろうから、矢っ張り胸バンドも捨てずに取っといた方が良さそうですねー。(そして、胸バンドの人はAirFitで心電測ると、ベルトレスになってとても幸せになれますよ。)
「バンドの無い胸部心拍計「AIR FIT」〜使い方や簡単なレビュー等〜」
まあ、僕みたいな独りゆるクライマーには、大会以外では腕時計タイプで丁度良いです。
ガチ練でアタックやクライムする人には、腕時計タイプは矢張り向かないかも。
こんな感じでした。けれども、ストレスや睡眠の解析などに重宝して、VIVO MOVE、僕はとても気に入って居ます。
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