自転車RIDE中に着ける心拍計の胸部バンドが不快と云う事で購入した筈の腕時計型心拍計、VIVO MOVE HRでしたが、
https://franz-kafka.hatenadiary.com/entry/vivomove )
まさかこんな直ぐにAIR FITを購入する事に成ろうとは、僕本人も思って居なかったのであります。
以前レビューした通り、腕時計型心拍計は、事前のネット評と異なり、計測値は思いの外正確で胸部心拍計との数値のズレが略無い事は検証出来たものの、原理上どうしても実際のリアルタイム心電とは数分のタイムラグも生じて仕舞う事が判明したのでした。
(「腕時計と胸部バンドの心拍計 同時計測対決!」
https://franz-kafka.hatenadiary.com/entry/shinpaku )
とは云え、VIVO MOVE HR自体は心拍計以外の活動量計としての機能(睡眠計測・ストレス計測・自転車RIDE計測、更に秀逸な事には何の設定もしなくても、其れ等を自動で検出!) そして、smart watchなのにアナログ針と云う時計マニア心を擽る仕様が大変気に入って居ます。今迄使って居たスント ベクターやgショックを、仕事用や温泉用に追いやって仕舞う程に。
アナログ好きにとって時計の針は、宇宙の動きをリスト上にフィードバックしたモノであって、単なる自然の規則性の数的な抽出では無いのであります。(まあ、古典論理学の真偽値分析TとFを二進法の1と0で置き換えたデジタルも、其れは其れで嫌いでは無いのですが。(←あ、論理演算は好きですが、所謂数学的な関数や計算は苦手です。数式が有意味に見えて来ないと云うか、なんか、何も語り掛けて来ないのです。0と1の配列は、意味を持って僕に語り掛けてくれるのです。))
あ、話しが逸れました。
そんな折、Twitter上でAIRFITさん(公式)が僕をフォローして下さり、此の商品の存在を知る事になったと共に、こう云うギミック好きの僕の琴線に、AIR FITは触れたのでした。
昨日の記事でも書きましたが、走行距離60㌖、獲得標高1500㍍位のRIDEで使用してみました。結果、着けて居るのを忘れてしまう位、超絶ストレスフリーでした!
今迄使って居なかったのが何だったのだろうかと思う程です。
RIDE前に乳バンドを付けるひんやり感、RIDE中の締め付け感やズレ、痒み、RIDE後に肌に貼り付いたバンドを剥がす時の痛さ、全てが過去のものです。
此れは皆んな使った方が幸せになれると思います。
済みません、前置きが大変長くなりました。以下、使い方です。
<AIR FITの使い方>
①
手持ちの乳バンド心拍計から本体を外します。
(CATEYEやwahoo等、数社の心電計に対応しております。)
②
シールの黄色い側(胸に貼る側)の心拍計の形の所だけ先ず剥がし、電極シートを付ける。
③
黄色い側が身体側なので、電極のゲルパッド側が手前。電極の金属ボタンの頭だけ穴に入れて、反対側の白いシール側から出る感じになります。
④
反対側も同様に⋯⋯
⑤
必要でしたら、胸を脱脂綿で拭いたり、ゲルパッドの所に専用クリームを塗ったり、胸毛の濃い方は剃ったりするみたいです。
⑥
女性の方や肉付きの良い方は縦に貼るか、アンダーバストに貼るのが良いみたいです。必ず黄色い紙の側のテープ&電極を胸に貼ってから、表の白い台紙も剥がし、心拍計本体を丁寧に嵌めて下さい。
全体的なイメージはこんな感じですね。
(画像:AIRFIT公式より)
<注意点・ネガティブな点等>
そんなとても良いAIRFITですが、気を遣う点がいくつかありますので以下に挙げておきます。
①自転車の場合、前屈みになるので、胸骨縦貼りは、最初だけ若干センサー浮きが気になりました。
次はバンドの時と同じくアンダーバストに横向きに着けてみようと思います。
②濡れて居ないと、最初心拍計の感度が悪いのはバンドの時と同じ。
まあ、センサー本体はバンドの時と一緒ですからね。汗ばんで来れば、ちゃんと計測します。試しに次の使用時にはゲルパッドの所に「レスポンスアップクリーム」を塗ってみようと思います。
③取り付けテープはディスポーザブル(使い棄て)
20枚1000円位で売ってますので、無問題。
④電極シートの強度
電極シートは単なるプラスチック製(?)の薄い板ですので、本体の着脱、其れと使用後のシール(結構粘着性が高い)を剥がす時に、壊れない様に凄く気を遣って丁寧にしないといけません。
<センサー本体の外し方・注意点>
確りと根元の電極を抑え乍ら本体を外して下さい。電極シートのプラスチックにテンションが掛かり過ぎると破損し易いみたいです。
とは云え、そんなネガティヴポイントを補って余りあるメリットだらけですね。此れはきっと拡まると思います。一度使ったらバンドには戻れません。